※ディバッツはSAC球団社長です。
そんな2月、『コットンフレンド2017年春号』にあったシャツワンピースを作りました。初代(山吹色、菜の花色と空色のリバティ風、L)はオールスター前、2代目(浅蘇芳な和調桜柄、M)はカズンズの移籍ニュースを聞いた2日後(つまり錯乱状態から持ち直した直後)に仕上げました。
SHIPS、UNIQLO、nico and...、JEANASISといった身近なブランドでもシャツワンピースは今春のアイテムとして販売されています。絶妙な掲載タイミングに驚きです。
最近、日常にささやかなハードルを設けることがマイブームであり、今回は衿付けというハードルにチャレンジしてみるべく、このレシピを選択。
この生地はMEMの水色とゴールドにちなんで数年前にトーカイで買ったものです。買っておきながらフェミニンすぎる、と塩漬けしていたのですが、シャープなラインのワンピースと相性が良く、大成功でした。
もう一つのマイブームが桜にちなんだグッズを集めること。桜の香りのボディクリームは自作できないけど、桜柄のワンピースなら作れるじゃないか!ということで先週末、ユザワヤで購入したてのシーチングを2代目用に選びました。
【作った後の個人的感想】
衿・見返し・カフス・ポケット・フラップ・ベルト・ベルトループと、細かいパーツを裁断しなくてはならないため一見面倒くさいイメージですが、縫い代はほとんど1cmのみで高度なミシンテクは不要なので工程自体はシンプル。おっかなびっくりでトライした衿付けも、作り方のイラストどおりに縫い付ければノープロブレム。カフス付けで袖部分が細く、ミシンの補助テーブルにはまらず焦りましたが、補助テーブルにはめずに縫い付ける方法はネット上でたくさん見つかったのでノープロブレム。
狭い袖の縫い付けについて、最も参考になった記事@ぎんがむちっくさん→http://ginghamtic.com/technique/post_9017.html
ただし、この作品はかなり作りが大きく、サイズ選びには注意が必要と個人的に思いました。UNIQLOのWOMENのカーディガンはXLでもパツパツの私は深く考えず、最初はLサイズの型紙で作りました。しかし、ドロップショルダーでVネックの空きが深く、袖が長い上にふんわりしているデザインも手伝い、だらしなく見えてしまいました。アウターを重ねると腕がギチギチして脇が破けそうに。そこで、Mサイズに修正したところ、しっくり来るサイズ感が得られました。MサイズのMA-1やダウンコートでも腕部分があまりもたつかず済みました。春物なのでアウターを重ねることは想定していないのでしょうけど、作った以上は今すぐかつ様々な季節に着たいと思うのがハンドメイド愛好家の人情ではないですか?
【コーディネート案】
当ブログの趣旨に沿い、初代はNBAのお気に入りチームMEMのカラーを中心とした組み合わせで。MEMファンの「ちょっとそこまで」コーディネートです。
2代目はクリームとキャメルを交えた優しい春らしい色調を軸に。
WEARを閲覧していると、このような長いシャツワンピースにスキニージーンズと甲が見えるペタンコ靴を合わせるコーディネートを見かけます。防寒が期待できる着こなしですね。
【その他記事のレビュー】
既に述べましたがトレンドを意識した誌面作りは健在です。2016年秋号よりもリアルタイムで流行を反映したレパートリーが多い印象を持ちました。今や外出すれば必ず見かけるanelloに似たがま口バックパックのレシピも掲載されています。
また、「もう『ヤボったい』なんて言わせない!春のやせ見え大人服」と、ハンドメイド服にありがちなイモ臭さを払拭するためのコツが掲載されていました。生地の質感・柄の選び方等、これまで見てきたハンドメイド雑誌ではあるようでなかった企画であり、とても勉強になりました。落ち感のある素材がやせ見えすることを初めて知り、今後の手芸屋さんめぐりでは意識したいです。
「みんなどうしてる?手芸と洋裁の工夫~収納編~」も役に立ちます。同記事の意見を参考に、早速100円ショップにてファスナー付き大型透明バッグを購入し、型紙の整理整頓を実践。