洋食屋さん的肉料理が食べたくなって、一番近い玉川高島屋SCの店舗を訪問しました。飢餓感を抱えながら17時過ぎにに滑り込み、混みだす前に比較的落ち着いた雰囲気で楽しむことができました。19時台に通りがかったところ、店舗の外で団体が待機するほどの盛況ぶりでしたので、早めのディナーがお勧め。
同店の名物メニューとのことでまずはトマトのファルシーサラダ。きれいに湯むきされたトマトは糖度強めのみずみずしい味。サウザンアイランドソースがトマトと中に詰めてあるチキンサラダによく合います。
自家製ソーセージの盛り合わせ。芝浦で手作りされているそうです。いずれもあっさりした風味で、日本人が食べやすい。アイスバイン(写真一番奥)が一番印象的でした。口の中でほろほろとほぐれる食感が魅力的。
私はジャーマンハンブルグステーキを注文。厨房から流れる、バチンバチンとハンブルグを整える音が一層空腹感をアップさせます。実物は期待を裏切らないおいしさ。ツナギ感はあまり感じられません。肉汁たっぷりのパテを半熟卵とからめて食べると旨味がアップ。また、ソースが立体的な味わいで、他のハンバーグ屋さんではなかなか体験できない乙な味でした。糖質制限解除なので、ベイクドポテトもがっつり食します。バターに味噌が混じっているような、これまた深みあるソースがかかっていました。
主人はつばめ風ハンブルグステーキを。アルミホイルを破くと、湯気が華やかにわきあがります。湯気がすごすぎてタブレットのピントが合わないこと数秒。一口シェアさせてもらったパテは、ビーフシチューがからんで重厚な味わい。アイスバイン同様、シチューの牛肉はほろりとほどける柔らかさでした。
「来てよかった~」と、店舗を後にしたころには、オサレタウンに足を踏み入れたときの緊張感もほぐれていました。せっかくなので、この後は玉川高島屋で週末の食材のお買い物。地元にはないスイーツブランドに絞って物色していたところ、ヴィタメールなるベルギーのパティスリーを発見。ベルギー王室御用達のお店だそう。そこでフレーズ・ド・ヴィタメールとティー・オランジェを今宵の遅いデザートに選びました。フレーズ・ド・ヴィタメールはシンプルなショートケーキ。スポンジはシロップ漬けになっています。両方食べてみたところ、ティー・オランジェの方に軍配が上がりました。ビターチョコ好きなら、苦みがまさるアールグレイショコラのムースにうっとりすると思います。トッピングのオレンジのコンフィチュールもショコラと好相性でした。